大東亜戦争の謎を解く―第二次大戦の基礎知識・常識
|
|
ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
|
人気ランキング: | 205157 位
|
発送可能時期: | 下記ボタンを押して納期をご確認下さい。
|
参考価格: | ¥ 1,680 (消費税込)
|
ご購入前のご注意
当ホームページはアマゾンウェブサービスにより運営しています。
商品販売はすべてアマゾンの取り扱いです。最新価格、製品情報はボタンを押してご確認下さい。
|
|
歴史好きの方にお勧め。これまでの歴史観が覆される。
「兵頭二十八の放送形式」というブログなどで、靖国問題や、ミサイル問題に対し、テレビ出演しているような著名な軍事・歴史評論家よりもはるかに鋭く説得的な分析を行う兵頭氏と、「第一次世界大戦」という歴史研究サイト運営者の別宮氏による合作。
はっきりいって、左右とかそういうレベルをはるかに凌駕し、本当にこれまでの歴史観・常識が覆されます。
また、ニュースなどでよく見聞きする用語の本当の意味を知ってるつもりになっていたことがよく分かります。
本書は多様な読み方ができるよう、工夫が凝らされています。
通読してもいいし、テーマごとに読むことも出来るので、興味のあるところから読み始めるのもよいと思います。
また、レベルを3段階に分けてあるので、歴史が苦手な人も少しずつなじんでいく読み方も出来るので、安心です。
靖国問題について考えてみたい方、歴史が好きと自負される方、イデオロギーにとらわれず、感情的でない真の歴史を学びたい方に、お勧めします。賛同できるかどうかはともかく、大戦期の歴史に対する複眼的な視野は身につくと思います。
それにしても、本当に戦争関係について考えるためには、「軍」の組織制度・文化、兵器の技術力、(戦時)国際法・国際慣習など幅広い知識が不可欠であると痛感しました。
実に奥が深く、簡単に結論を出せない分野と再認識しました。
何が謎なのかを教えてくれます
明治から昭和の歴史に詳しくないからかもしれませんが、とても興味深く
読みました。
特に靖国神社が無名兵士の御霊を祀る事ができないことになっていること
には驚きました。
A級戦犯うんぬんの話以前に、国の為に死んだ名もなき兵士を祀る正式な
国立墓地もこの国にはないなんて。そして、それに反対しているのが靖国神
社と遺族会というんだからやりきれない。
もう一点の驚きは本書の主(謎)でもあるのですが、日米開戦の実行者た
る海軍関係者が、東京裁判で追求を免れていたということです。
そう言われればそうだな、悪役は陸軍人ばかりだけど、真珠湾に奇襲攻撃
したのは海軍人だよなぁ、なのにA級戦犯になった有名人に海軍人はいない
なあと当り前のことに気づかせてくれました。
まあ謎は謎のままなんですけど、それを気づかせてくれただけでも読んで
よかったです。
光人社
パールハーバーの真実 技術戦争としての日米海戦 (PHP文庫) 東京裁判の謎を解く―極東国際軍事裁判の基礎知識 誰が太平洋戦争を始めたのか (ちくま文庫) 技術戦としての第二次世界大戦 (PHP文庫) 日本の戦争Q&A―兵頭二十八軍学塾
|
|
|
|
|