大東亜戦争肯定論 普及版



大東亜戦争肯定論 普及版

ジャンル:歴史,日本史,西洋史,世界史
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日本人なら読んで擱くべき一冊

 東亜100年戦争と言うから、ぺりー以来のいきさつ位だろうと、たかを括っていたが、読んでみると、幕末の国民の考えや気持ちが良く判り、大東亜戦争に踏み切らざるを得なかった事情が、今まで判然とせず、もやもやしていたのが氷解した。
 林 房雄先生の本は、大学時代読んだ事があったが、未熟で余り理解できたとは言いがたがった。此の歳に成って、良く判るように成った。
 林先生の、愛国の情が迸り、熱誠に感銘した。
一読を、お勧めする。 
屁理屈の類

 以前から一度読む必要があると思っていたが、この普及版が出たのを機に購入した。
 筆致は意外に穏当だが、内容には納得できない点が多い。
 日本が欧米に人種差別問題の解消を主張したことや、日本社会においてアジアを欧米の支配から解放するという気運があったことは事実だが、日本のアジアに対するふるまいはそういった理想とは相反するものではなかっただろうか。
 また、大東亜戦争と名付けて、東亜の解放が戦争目的であると主張したのは開戦後のことであり、そもそもは米国などによる経済制裁(特に石油)に耐えかねて、開戦に追い込まれたというのが本当のところである。
 この程度のものを真に受けて、日本は解放戦争を戦ったなどという珍説が広まる風潮が心配だ。



夏目書房
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