強烈のカラヤンライブ炸裂!!!!!
まず0.1秒たりともズレがないのと、猛烈な迫力が完全無比にまでに表現されている点で、最上級の演奏と言えよう。79年普門館ライブよりも、テンポが速く、強烈な第9を見せ付ける。1楽章のFFFでのこれでもか!といわんばかりの迫力はもう今では聴けないだろう。男性オケの魅力をもろに出したような演奏が炸裂する。4楽章の喜びの旋律はトスカニーニとフルベンを合わせたような語り方は身震いがする。テノールのソロの後、オケだけで突進する(合唱の出る前)あの完璧さ、凄まじい鳴らし方は強烈で、精神性としてもこれこそベートーベン再来の言葉が出る。演出、映像、演奏の3位1体した完全作品である。
カラヤン最高のの第九
1977年12月31日のライブ映像。カラヤン指揮ベルリンフィル (BPO) の数ある「第九」の中でも、最高の出来栄えだ。第一に、演奏が素晴らしい。各楽器の磨き上げられたテクニック、大編成オケの完璧なアンサンブルに加え、実演ならではの圧倒的な熱気と高揚が見事! 第二に、録音が優秀だ。カラヤン/BPOによるベートーヴェンのCDや映像作品では、なぜか実演とは異なる音量バランスで収録されているものが多いが、このディスクでは、パワフルな低弦、パンチの効いたティンパニなど、コンサート会場で聴く音に近い音が楽しめる。セパレーション重視の録音だが、マスとしての響きにも不足はない。 第三に、映像作品としての完成度が高い。カラヤンの映像作品は、一般に、異なる演奏のツギハギや別撮り画面のハメコミが多用されていてライブのリアリティに乏しい上、暗い画面にカラヤンばかりが映り、楽器は部分のアップしか映らない、奏者が体の動きを制限されていてロボットが演奏しているように見える、というものが多く、熱心なカラヤンファン以外にはあまりお勧めできないのだが、バーンスタインの映像を手がけたハンフリー・バートンの監修によるこのディスクの映像は、カラヤンファンならずとも充分楽しめる仕上がりになっている。ハメコミ映像もないし、画面も明るい。そしてなにより、カメラワークが秀逸で、カラヤンの魅惑的な指揮姿と奏者たちの猛演が余すところなく伝えられていて、画面に釘付けになってしまう。特に、顔を真っ赤にして熱演を繰り広げるコッホのオーボエ、鮮やかな撥さばきを披露するフォーグラーのティンパニなどは、プロ奏者も必見の貴重な映像記録だ。 第九のライブ映像の決定版として、全てのクラシックファンにお勧めしたい。
熱気と気迫の第九
まさに熱演。スピードがあるのに流れるだけではないのは、カラヤンとBPOの熱気のため。フィナーレのこれでもか!これでもか!という計り知れないエネルギーを感じ、第九の第九らしさを充分堪能した。体が動いた。
ライブの様子がよくわかります
1977年のイブコンサートの模様を納めたものです。 最初から非常に力強く指揮しているカラヤンに導かれるように ベルリン・フィルのソリスト達が魅力的な演奏をしています。 カラヤンも顔中を汗だらけにしながら、また演奏者達も 汗にまみれながら演奏している姿はライブ収録&映像ならではです。 演奏途中に観客の咳声が聞こえますが、 まぁ、それもライブ収録ならではということで大目に見ました。 映像は広角に捉えた映像も多く、自然な感じで カラヤン作品の中でも異色といえるものではないでしょうか。
眼を開けたカラヤン
眼を閉じて流麗に指揮をするスタイルを貫いてきたカラヤンが、終楽章では眼を開けてタクトを振っている。 そればかりではなく、常にカメラ映りを意識したポーズに収まってきたカラヤンが、老いた枯淡の表情で歓喜の歌を口ずさみながら指揮をしている。 メディアに対して、徹底的に外見を演出してきた帝王に、何がそうさせたのだろう。このような事を考えながら一聴の価値はある。 ベルリン・フィルは、各パートの奏者の中でも、オーボエのローター・コッホが抜きん出て素晴らしいソロを聴かせてくれる。
ポリドール
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